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フッ素が与える副作用について心配・・どんな副作用がある?

虫歯を予防するのに良いといわれているフッ素。

フッ素入の歯みがき粉を使っていたり、歯医者さんで定期的に歯に塗ってもらっているお子さんもいますよね。また幼稚園や学校でフッ素入りの液体で口をすすぐことをしているところもあります。

フッ素は地球上のありとあらゆるところに存在していて、さまざまな食品にも含まれています。フッ素は体にとって必要な栄養素ということもあって、とうぜん安全なものと思われがち。

それでも虫歯予防のためのフッ素の使用には賛成派と反対派がいるんです。なぜか?それはフッ素には副作用があるから。


フッ素を一度にたくさん飲んでしまった、あるいは1日の上限を超えた量を何年にもわたって摂っていた場合、いろいろな副作用がでることがわかっています。

急性中毒

一度にたくさんのフッ素を飲み込んでしまったときに、数分~数時間後に症状があらわれます。

症状としては、よだれがでる、吐き気、腹痛、下痢、不整脈、昏睡など。

2mg/kgの量のフッ素を摂取した時、急性中毒になるといわれています。10kgの子供なら20mgまでは大丈夫という計算です。

歯みがきの時に歯みがき粉を飲み込んでしまったとしても0.3mgほどなので、急性中毒量にはほど遠いです。いくらなんでも歯みがき粉のチューブをチューチュー吸うことはないですよね。

だから急性中毒になることない!安心して!と言いたいところですが、この「2mg/kg」という数値、じつにあいまいらしいんです。

なんでもこの数値、バルドウィンという博士の論文から推測して決められたそう。どのくらいの量で中毒になるのかこの博士が自分の体を使って調べたんです。論文には博士の体重も書かれていなかった、しかもこの博士1人の結果だけ。そのまま信じてもいいのかな~と心配になりますよね。

中毒の症状がでるフッ素の量は人によって違うはず。実際には「2mg/kg」よりずっと少ない0.1~0.5mg/kgともいわれています。

歯医者さんにフッ素を塗ってもらった人の中には、その直後に気持ちが悪くなる人も。吐いてしまう子供もいます。原因がフッ素中毒なのかはわかりませんが、ちょっとこわいですよね。
フッ素を塗ったあと吐いてしまう。どうすればいい?で更に詳しくみる

もし子供が間違って大量のフッ素を飲み込んでしまったらどうすれば良いか?

とにかくたくさんの牛乳やアイスクリームをとらせましょう。牛乳やアイスのカルシウムとフッ素がくっつき、体に吸収されるのを防ぎます。そして内科に連れて行ってください。ただ一般の医師はフッ素の中毒に詳しくないことも。大学病院や麻酔科がある総合病院などのほうが安心です。

慢性中毒

長い間、過剰のフッ素をとりつづけていると慢性的な中毒症になることがあります。

■「歯牙フッ素症(斑状歯)」

歯に斑点やシミができます。軽いと白くあまり気にならないかもしれませんが、重症だと茶色いシミに。表面がくぼんで形がいびつになることも。歯が生えてくる生後6ヶ月~5歳までのあいだにフッ素を過剰にとっていると、永久歯にその症状がでます。エナメル質が弱いので虫歯になりやすく、治療もむずかしいので抜くはめになることも。

歯牙フッ素症はフッ素の摂取量の上限を守れば予防できます。

年齢 体重 至適摂取量(mg/日) 上限摂取量(mg/日)
0~6ヶ月 0.01 0.7
6~12ヶ月 0.5 0.9
1~3歳 13 0.7 1.3
4~8歳 22 1.0 2.0
9~13歳 40 2.0 10
少年14~18歳 64 3.0 10
少女14~18歳 57 3.0 10
男性19歳以上 76 4.0 10
女性19歳以上 61 4.0 10

Food and Nutrition Board of the Institute of Medicine(1997年)

1回分の歯みがき粉を飲み込んでしまっても0.3㎎ほどなので、心配いらないと思いますよね。でもあらゆる食品にフッ素って含まれているので、自然にある程度摂取しているんです。

日本人は魚介類をよく食べるので平均で1.2~1.5㎎/日は摂取しているのではと言われています。もちろん子供はもっと少ないですけどね。

■「骨フッ素症(骨硬化症)」

フッ素濃度が高い水を飲み続けていると骨フッ素症になることがあります。骨が硬くなりすぎて逆にもろくなる状態。体重が減ったり、貧血、脱力などの症状も。8ppmの水を20年飲み続けると症状が出はじめるそうですが、日本の水の濃度は0.8ppm以下と決められているので心配はいりません。

ひどくなると手足が自由に動かなくなり、痛みや骨の変形の症状もでてきます。

その他にもいろいろある(とされる)副作用

まだまだ議論がされていて、本当にフッ素によるものなのかわからないのですが、いろいろな副作用が指摘されています。

・骨肉腫
米国・公衆衛生局の「AD Hoc レポート」38)によると、アメリカで水道水にフッ素を入れている地域で骨肉腫になる男の子(15~19歳位の骨が成長している時期)が増えたそう。

・咽頭がんや口腔がん
水道水にフッ素を入れている地域でのこれらのがんの患者が増えているそう。フッ素入りの洗口液でのうがいは、口の中に高濃度のフッ素を含むため、これらのがんの発生が心配されています。

・若い母親がダウン症の赤ちゃんを産む
フッ素が細胞に何らかの影響をあたえるため、20代の若い母親からも染色体異常のダウン症の赤ちゃんが生まれることが多いといわれています。

・脳機能障害 
学習障害や多動症、衝動を抑えられないなどの症状、さらにはIQの低下やアルツハイマー病などにフッ素が関係しているのではと言われています。

神経毒学者のフィリス・マレニクス博士によって、フッ素の毒性の検査がされました。博士はフッ素が神経細胞に働きかけて、記憶障害や知能障害を引き起こしていることを発見。学会で発表したのですが、その後すぐに研究所をやめさせられ研究自体もなくなってしまったのだそう。

幼稚園や小学校での洗口液でのうがいは大丈夫?

保育園や幼稚園、小学生でフッ素を溶かした液でうがいさせているところもけっこうあります。

保育園や幼稚園では週5回法、小学校では週1回法がとられることが多いよう。

週5回法では0.05%のフッ化ナトリウム溶液(フッ素濃度250ppm)、週1回法では0.2%のフッ化ナトリウム溶液(フッ素濃度900ppm)を使います。

週5回法の場合、1回に使用する量は7mlで1.75mgのフッ素が含まれています。一般的にいわれている急性中毒量は「2mg/kg」。なので10kgの子供なら20mgまでは大丈夫ということで、万が一、全部飲んでしまっても安全なんだとか。

すでに書きましたが、急性中毒量は「2mg/kg」という説を鵜呑みにしてしまってもいいのかなと疑問に思います。子供の体調や栄養状態などによってはもっと少ない量でも危険なのでは?と。

もちろん強制的にやらされるわけではなく、実際「うちの子にはやらせない」というママもいます。

水道水にフッ素が入れられていたって本当?

アメリカやイギリスなど38カ国で水道水にフッ素を入れているそうです。でもこれらの国でも反対する人たちはたくさんいます。今だに議論が続いているということは本当に安全かどうかわからないっていうことですよね?

かつて日本でも沖縄(1945年~1972年)や京都府山科(1952年~1963年)、三重県朝日町(1963年~1967年)で水道水にフッ素を入れていた時期がありました。濃度は0.8~1ppm。

実際、虫歯を減らすことはできたそう。

でも反対派の人たちに強制的にフッ素入りの水を飲ませるのはどうか、個人に選ばせろ!と言われ、今現在は日本では行われていません。

結局私たちはどうすれば良いのだろう?

塩でも砂糖でも多く摂れば体に悪いですよね。
フッ素も同じかもしれません。食品から自然に摂るには良いのかもしれませんが、人工的なものからたくさん摂れば良くないでしょう。

体の中に入ったフッ素は便や尿、汗、唾液などから90%が排出されます。でもこれは大人の場合。子供は40%が骨や歯に蓄積されます。ですから同じ量のフッ素を体の中に取り込んでしまっても、子供のほうが害を受けやすいのです。

ネットでフッ素の副作用や危険性について検索すると、本当にたくさんの情報がでてきます。中にはこわいものも。でも私も専門家ではないですし正直わかりません。

でも、フッ素に副作用があることはたしか。できればわが子にはあまり摂取してほしくないと思いました。そこでフッ素が入っていない歯みがき粉を探していたら良いものを見つけました。「ブリアン」という歯みがき粉なのですが小さいお子さんをお持ちのママにぜひおすすめしたいですね。